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湘南彫金工房
コラム

更新日:2023年9月5日

結婚指輪のデザイン(甲丸リングと平打ちリング)

 

結婚指輪のデザイン(形状)をどのようなものにしようかお悩みの方も多いと思います。
基本的な結婚指輪のデザインと名称、それぞれの特徴をまずは結婚指輪手作り当日コースからご説明いたします。

結婚指輪手作り当日コースの指輪は大きく分けると甲丸デザインと平打ちデザインの2種類のデザイン(形状)となります。この2種類のデザインからいずれかをお選びいただいて指輪の幅を決め、鏡面仕上げにしたり、槌目模様やつや消しに仕上げてお二人のオリジナルの結婚指輪に仕上げて行きます。
スタンダードな定番デザインの甲丸リングと平打ちリングのそれぞれの特徴を比較していきます。

甲丸リングとは

リングのウデ部分の断面がゆるやかにカーブしている形状となり、カマボコ型というとイメージしやすいと思います。
昔から愛されるスタンダードなデザインで丸くやわらかなラインは飽きの来ないデザインで結婚指輪にピッタリと言えます。
指輪のフチ部分の角が丸いので、指当たりや指馴染みも良く結婚指輪と言えばこのデザインをイメージする方も多いと思います。

コラム甲丸

平打ちリングとは

リングの断面がフラットで平らな形状です。
平らな面と指輪のフチ部分のエッジ感のあるラインが美しくシャープな印象の為、ファッション性を持った結婚指輪にすることも可能な人気のデザインです。
指輪の幅や厚みにより男性的な力強さを持たせることも可能で、ゴツゴツした手の大きい方にもよく似合います。
面が平らなので石をセッティングしたり、彫刻を施した際にもとても映えます。
当工房ではハワイアン彫刻を施す際にも良くお選びいただいています。

コラム平打ち

甲丸リングと平打リングの付け心地

甲丸リングのオモテ面は角が無い丸い形状になっているため、結婚指輪を着ける薬指の両隣の中指と小指への指当たりが良く、手に馴染んでくると結婚指輪を着けているのが気にならないくらいの自然なフィット感があります。

平打ちリングはオモテ面の角にエッジがあるので、結婚指輪を着ける薬指の両隣の中指と小指への指あたりが少し気になってきます。手に馴染んでくるのに少し時間がかかってしまう場合もありますが、エッジが当たっている感じが結婚指輪を着けているのを忘れなくて良いというお客様もいらっしゃいます。

甲丸リング、平打ちリングどちらにするか悩んでしまったら

ご見学でご来店いただきサンプルを見ながら実際に着けていただいて着け心地を確かめてみて下さい。甲丸リングは自然なフィット感があり着け心地が良く永く使っても飽きがこない魅力があります。
ファッションリング的な結婚指輪を探されているお客様はそのデザイン性や男性的な力強さ、オプション加工を施した際の見栄えの良さなどで平打ちリングを選ばれると思います。

指当たりが気になる方はエッジの角を丸く落として(しのぎ 状と言います)フィット感をよくしたり、甲丸と平打ちの中間の形状(平甲丸 と言います)にすることも可能です。

コラム平打ちしのぎ

コラム平甲丸

作成前にどのような結婚指輪を手作りしていきたいかを打ち合わせしていきますので、実際に手に着けてみてお二人でご相談してお決めください。

ずっと身に着ける大切な結婚指輪ですので、本当に気に入ったデザイン(形状)をお選びいただいて、永く愛せる結婚指輪を手作りしてください。

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