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湘南彫金工房
コラム

更新日:2023年7月12日

10金の特性とお手入れについて

10金の特性

金の含有量によって名称が異なる

18金や14金、10金などの金のジュエリーやアクセサリーには18K、14K、10Kと表記されています。Kは金の純度を表すKARATの頭文字でどの位の割合で金が含まれているかを表しています。(ダイアモンドの重さを表すCARRATとは別の単位です)

金の含有量は24分率で表記され純金(100%)は24/24、18金は18/24となり75%は金が含まれています。

10金は10/24となり42%が金で残りの58%に銀や銅などが含まれています。

そのため18金に比べ柔らかく、変色しやすいという特性があります。

お手入れの仕方

手作りしていただいた10金のペアリングやペンダントは段々と細かなキズ(生活キズと言います)や汚れが着き変色もしてしまいます。お手入れで綺麗な状態を保つことも出来ますので、ご自宅で出来るお手入れ方法をご紹介いたします。

日常生活では

手を洗う、お風呂に入るなどの日常生活においての水分は大丈夫ですが、なるべく早く柔らかな乾いた布で水分を充分に拭きとって下さい。

温泉には絶対に入れないで下さい。温泉の硫黄成分が銀との化学反応を起こして黒く変色してしまいます。

また、化粧品や香水、薬品や洗剤、殺虫剤などは地金や誕生石を傷める原因となる場合もありますので充分に注意してご使用下さい。

汚れが気になったら

ジュエリークロスで表面を綺麗に

表面に着いた汚れやシミが気になる際はジュエリークロスで指輪の表面を拭いてください。小傷を取って表面をピカピカにしてくれます。多少の変色なら元に戻すことも可能です。

注意点 つや消し、ヘアライン仕上げの指輪やペンダントにはジュエリークロスを使わないで下さい。

表面が磨かれて鏡面仕上げのようになってしまします。

 

ジュエリークリーナーを使って綺麗にしましょう

弱アルカリ性の洗浄液を使い綺麗にクリーニングします。地金やダイヤ・ルビーやサファイア等の硬い石を傷めません。指に着いてしまっても安心の低刺激のものを選びましょう。

注意点 当工房でセッティングしているダイアモンドや誕生石にはご使用していただいても問題ございませんが、パールやターコイズ、オニキス、オパールなど軟らかい石には使用しないで下さい。

 

新品仕上げなど当工房にお任せ下さい

どれだけこまめにケアを行っていても、落とし切れない汚れや変色により本来の輝きが弱くなってしまいます。

汚れやくすみなどが気になる場合は当工房で新品仕上げをしましょう。指輪の歪み直しやサイズ直しもお気軽にご相談下さい。

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