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湘南彫金工房
コラム

更新日:2023年6月28日

鍛造と鋳造とは


湘南彫金工房では長年の彫金技術を活かして手作り結婚指輪、婚約指輪を金属を直接叩いて制作する「鍛造製法」と、柔らかいワックスを削って型を取って制作する「鋳造製法」のどちらからも手作りして頂く事が出来ます。
制作工程にどのような違いがあって、どのような結婚指輪、婚約指輪が手作り出来るのかこちらで詳しくご説明しますのでご覧ください。

鍛造(たんぞう)とは

直接、地金に加工を施して行く製法です。
プラチナ900や18金などの地金の棒を任意のサイズにカットし、木槌を使って地金を叩きながら丸めていきます。
丸くした地金の両端にバーナーを使って熱を加えロー付け(溶接)し指輪の状態にしていきます。
丸くなった地金を彫金用のヤスリやリューターを使いながら全体を丁寧に磨いていき完成です。
作成の過程で地金を叩いて引き締めていきながら整形していくので、密度が高くしっかりとした強度のある指輪となりますが、硬い地金を直接加工していくので、複雑で細やかなデザインを作るのには向いていません。
シンプルなデザインで結婚指輪を手作りしたいとお考えのお客様におすすめの製法です。
当工房では石留めやレーザー彫刻などのオプションが無い場合、ご来店いただいた当日に手作り結婚指輪をお持ち帰りいただけます。

鍛造製法で選択可能な金属

・プラチナ900
・18金イエローゴールド
・18金ピンクゴールド

​鍛造での結婚指輪

シンプルで飽きの来ない、長く着け易いデザインの結婚指輪になります。

​​鍛造での婚約指輪

シンプルなので金属、仕上げの質感がはっきりとして高級感が漂います。

​​​​鍛造の制作イメージ

1枚の金属を叩いて伸ばして制作するので強度の高い指輪に仕上がります。

鋳造(ちゅうぞう)とは

指輪の元となる型を作りその型を鋳造して指輪を制作する製法です。
彫金用のワックス(ろう)を削りお好みの結婚指輪のデザインに整形していきます。それを原型(もと型)として鋳型を制作、その鋳型に高温で溶かした地金(プラチナや金)を流し込みます。
熱が冷め固まった頃に鋳型から取り出すとベースとなる指輪が出来上がります。その後、彫金用のヤスリやリューターを使いながら指輪全体を丁寧に磨いていき完成です。
直接、金属を加工するのではなく原型(もと方)を複雑なカタチに作っていくので様々なデザインで結婚指輪を造形することが可能です。
お二人のオリジナルデザインで結婚指輪を手作り出来るのが大きな魅力です。
当工房では種類の異なる地金を組み合わせたコンビネーションの結婚指輪、様々なモチーフを造形するなどお二人のご希望のデザインで結婚指輪や婚約指輪を手作りして頂くことが可能です。
お二人で考えたオリジナルのデザインで結婚指輪を手作りしたいお客様におすすめの製法です。

鍛造製法で選択可能な金属

・プラチナ900
・18金イエローゴールド
・18金ピンクゴールド
・18金シャンパンゴールド
・プラチナ900(ルテニウム割り)

​鋳造での結婚指輪

柔らかい曲線など自在なデザインで二人だけの結婚指輪に仕上がります。

​​​鋳造での婚約指輪

自由自在なデザインで世界に一つだけの婚約指輪を作れます。

​​​​​鋳造の制作イメージ

柔らかいワックスを好きな形に削れるのでオリジナルデザインを楽しめます。

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